交配

パス子
パス子

ドキドキ。ドキドキ。

私たちも飼い主さんも初めての事なのでドキドキが止まらない。

交配するうえで最低限の事が必要になってくるよ。

男の子、女の子により違いはあるけどこれも覚えておこう。

パス男
パス男

交配の心構え

交配は通常オス犬の所在地、管理場所にメス犬を連れていって行われる。これは犬に限ったことではなく、馬でも同じで自然交配でなく、殆どがメス犬の側から見た強制交配となる現状からなのです。

したがってホームグラウンドの方がオス犬に精神的影響が少なくて済む等で、昔からの慣例になっています。

交配を行う場所は、失敗を防ぐために滑らないような床にしてください。経験のある種オスなら自然に交配できますが、 未経験の種オスだと交配するまでに時間がかかります。

マナー

交配の実際については、オス犬の管理にあたっている人にまかせて、その指示に従っていればよいのですが、交配にあたってメス犬側が常識として知っておいてほしいマナー、守ってもらいたい点があります。

  • 交配予定日時の連絡は、なるべく早めにする(変更も。)
  • 交配時刻は、オス大側の都合がよければ夜間が良い。
  • 日常、犬に近い人、 運動や手入れをしている人(大人)が付添って行く。
  • 付添人の服装は、犬を保定できるような服装。
  • 大体の手入れは、平常より念入りにして清潔な状態にしておく。
  • 交配料、不妊時の再交配のことなどもあらかじめ聞いておく。1回目の交配で妊娠せなかったら2日回目は通常の半額や無料などの話し合い。
  • 交配料は交配終了後に支払い、交換に交配証明書を受領する。
  • この証明書は、もし不妊に終わった時は、その旨連絡すると共に、牡オス犬側に返却する。
  • 交配終了後は、1時間くらいは休ませてから帰途につく。
  • メス犬についていく人があまり多いと、オス犬側に迷惑になるので、最低にとどめる。

 

交配の実際

交配前期

オス犬は、求愛行動としてメス犬の外陰部の匂いを嗅いだり、舐めたりします。

メス犬はオス犬の行動に対して後躯をオス犬に向け、 尾を真横にしオス犬を受け入れる姿勢をとります。

初めての経験や、甘やかされて育って人間以外に興味を示さないメス犬は、逃げ回ってうまくいかないことがあります。また興奮してかみつくメス犬には、ロ輪が必要なこともあります。

ポイント

時間がかかる場合は、交配を容易にするために、飼い主がメス犬を保定してください。しかし、これをしてしまうとマウントした時にオス犬側はメス犬を保持する知らない人と対面してしまい、人見知りするオス犬は交配よりもそちらが気になり上手くいかないこともあります。体格の違う犬同士の交配の場合は段差を利用して行なうとうまくいきます。

 

交配

オス犬はメス犬の背後からマウントし、前肢でメス犬のわき腹を挟んで、ペニスを膣内に挿入し、 腰を動かし後趾を足踏みします。

勃起によって亀頭球(ペニスの基部にある輪状の部分)が腫大し、ペニスが膣から抜けないよにします。精液は3層からなり、ペニスの挿入直後に射精される第1層には精子は余り含まれていません。

第2層は精子を大量に含んでおり、腰を動かし突くような動作の時に射精されます。

第3層は前立腺から出る液体で、 精子の運搬に重要な役目をしています。

第2層の射精が終了すると、オス犬は、マウントを終えてメス犬をまたいで向きを変え、お互いの後躯を合わせた体位になり第3層が射精されます。

連結状態
連結状態は、オス犬が、メス犬の背に乗り局部の結合後、オスからの射精は比較的早くなされるのですが、射精後も結合はすぐに解消されずに、個体差によりますが10分~30分続きます。この間、離れようとメス犬は試みますが、なかなか離れることができません。

 

交配後期

ペニスが収縮することにより2頭は離れ、交配は終了します。

メス犬の局部の緊縮とオス犬の亀頭基部にある亀頭球の膨隆という相互作用によって惹起される犬独特の現象ですが、受胎にも微妙な影響があると言われています。

犬の亀頭は先端の尖った長い円筒形をしていて考えられることは2つあり、1つは結合状態が続いている間はメス犬はどうしても静止の体勢を余儀なくされるわけで、これが良い影響を及ぼすであろうことは確かです。

もう1つは結合が解消される時に吸引作用が働くというのですが、こちらの方は、果たしてそのような効果があるのか疑問に思われます。いずれにしても、普通で10分から20分程、長い時は30分以上にも及ぶ間の結合があります。

この状態が、たとえごく短い時間であったとしても、不受胎に終わるとは決まったものではありません。

しかし、オス犬がメス犬の背から降りたとたんに結合がとれたりする時は挿入が浅くて基部まで入っていなかったことが考えられ、俗に言う「タマが出ている」状態での交配であった可能性があります。

このような時は介助人がそれ以前、即ち射精が行われる前の段階でオスメスを引き離して 再度正常な状態での交配が行われるように誘導するのです。

この結合時間の長短にも個体差がありますが、原因はどちらかと言えば、オス犬サイドにあるようです。

あるオス犬の例ですが、いつもごく短い時間で結合が解けてしまうが、受胎率は普通で結合の時間が短いための影響は考えられないと聞いたことがあります。 しかし、あまり短いことは当のメス犬の関係者にとって気になる事でしょうが、不妊とは限りません。

交配後

結合が解ければ無事終わり、その後はしばらく排尿をさせないようにします。すぐにクレートに入れて1時間ほど安静にしてからにしましょう。

精子は1週間生きているので交配後の1週間は運動は控えて安静にすれば妊娠確率も上がります。